あのね。

日々思うことを垢バレしても大丈夫な程度にぼかしてかくつもりだけど垢バレはしたくない。でも何か書いて発信したい。そんな気持ちから生まれたブログです。

何でも鵜吞みの情報収集。



とある「幸せになる自己啓発♪」的なブログで、自分が好きな人は人に優しくする自分が好きだからそうしている。


と言う記事を見つけた。


これは私が見てきた自己啓発ブログの中でもよく発信されている情報のひとつだ。


でも私はこの情報に違和感を感じるようになった。


それはなぜか。


優しくする対象を猫に変えて説明する。

猫は可愛い。猫嫌いの人なら気持ち悪いと感じるかもしれないが、猫好きの私にとってはかわいくて仕方ない存在だ。


だからこそ、美味しい餌をあげたくなるし、撫でられて気持ちがいい場所を撫でてやりたくなるし、「可愛いね、可愛いね」と意識せずとも口に出してしまっている。


この時私は、「猫に対して優しい人」になっているはずだ。猫に優しくする理由の中に、私は猫に優しくする私が好きだからなんてものは含まれない。猫が好きだから優しくするんだ。


人は自分が好きな動物や人に対しては優しいし、自分が嫌いな生き物、もしくは自分にとって害となるものに対しては冷たい。


私は虫が嫌いだから、虫を部屋で見かけようものならすぐさま追い出そうとするし、なんなら殺虫剤を吹きかける。 


でも、これがカブトムシとかなら話は別で、部屋から追い出したりはするけど、優しく掴んで逃すと思う。

ゴキブリみたいに新聞で叩いて潰すなんてことはしない、まず潰れない。



したがって、私はこの〜人に優しくするのは優しくする自分が好きだから〜という情報は間違っているのではないかと考える。


自分が好きだからと言うより、自分を良く見せたいからじゃないかな。人に優しい俺、かっこいい☆ミみたいなね。


だから、人に優しい自分に酔いたい人は誰にでも優しくして「ああ、いい男だなぁオレ」と思ってたらいいし(ただし、良かれと思ってやってることが実は迷惑なんてこともたまにある)、そうでない人は人に優しくしなくちゃなんて意気込んで毎日を過ごすよりも、肩の力を抜いて自然に生きていればいいんだと思う。


優しくしたくなる存在にであったら、きっと自然と優しくしてしまうんだから。


優しく見られるための優しさは短期間ならいけるかもしれないけど長期にわたると破綻しますよ。四六時中誰に対しても優しくい続けるなんてよっぽど恵まれてる人か、神じゃないと無理でしょ。


おわり。